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  2009年9月16日放送の宗教朝礼より

おはようございます。今から宗教朝礼を始めます。

今日は夢への挑戦の続きを話したいと思います。

私は昨年の宗教朝礼で自分の夢を北京オリンピックの感動から受け、走り高跳びで日本記録を作る夢を持ち、以来その夢を実現するために、日々練習を積んでいます。今年の3月から基礎トレーニングを始め、2ヶ月間、足腰の強化を図りました。しかし、陸上から離れて10年以上のブランクはこの歳になると身体は反応するが残念ながら筋肉はその力に負け、肉離れをしたり、練習すれば2日ほど疲労が残り走れなかったり、焦ってチョット負荷をかけて練習すれば違う筋肉や腱が痛み、スパイクを履けば土踏まずの肉離れをし、数日間練習が出来ない、そんな日々の繰り返しでした。

夏休みに入り筋肉に持久力をつけなければ、まともな練習が出来ないと思い、友人と八ヶ岳の標高2600mの高地で徹底的に走り込みをしました。その甲斐あって持久力は出てきましたがそれでも、一旦痛めた筋肉はなかなか治らず、練習が終わるとアイシング、マッサージ等の治療をする日々でした。

8月に入り自分のトレーニングに疑問を持ち、練習するたびに怪我をするのは身体に柔軟性がないからではないかと思い、ストレッチ運動を取り入れ、痛みをこらえながら毎日続けてやりました。すると次第に身体が柔らかくなり、次の日に疲労を残さず毎日練習ができるようになりました。練習開始から早7ヶ月。自分の身体の能力を信じ、練習量と内容を考えながら退化した筋肉を取り戻すために、過酷な練習に励んだことが、今ようやく思い通りの走りや、ジャンプが出来るようになりました。

去年のマスターズ陸上の走り高跳びの記録が1m65です。この高さを跳ぶ為には背面跳びの方が有利であるが、私にはどうしても自信を持って跳べないのです。でも旧式のベリーロールの跳び方なら1m60までは自信を持って跳べると思います。後の5センチはきっと神様が跳ばしてくれるだろうと信じています。チャンスがあれば私の夢である1m66に挑戦し、日本記録を狙いたいと思います。

しかし今年のボルトは凄かったね!驚異的な走りで世界の度肝を抜いた北京オリンピックの男子100m決勝からわずか1年で進化したボルトが、人類初の9秒58の世界新で優勝し、0.11秒も短縮し、世界のトップアスリートが走る中、圧倒的な強さでゴールした瞬間を見た人は多かったと思います。大幅な記録更新の裏には、オリンピック後の徹底したスタート強化があり、ピストルの反応時間を0.019秒まで短縮し苦手なスタートを克服したことが原動となったようである。

ボルトが100mを全力で走り抜けたらいったい世界記録をどこまで伸ばすのだろうか、世界中の誰もが持っていた疑問に答えてくれた瞬間だったと思います。

しかし、そのボルトも、今年に入り大きな交通事故を起こし、米国のタイソン・ゲイ選手に、100m、200m共に記録的には負けていたのです。世界で行われている賞金レースを中心に参加していたので、世界選手権に焦点を合わせて調整してきた訳ではない。にもかかわらず、この記録が出たことを考えると、さらなる記録更新が期待される。専門家はいずれ9.4秒台に突入するだろうと推測しています。

ところで世界の果てまでイッテQに出演している珍獣ハンターのイモトアヤコさんも凄い人ですね。なんといっても42.195キロのフルマラソンを3回分走る距離、126.585キロを見事に完走した訳ですからね。我々から見れば無謀ですよ!素人が走れる距離ではありません。確かに彼女の番組を見れば、キリマンジャロ登頂を成し遂げたり、6m以上もあるナイルワニと綱引きをしたり、大トカゲの前で生肉を引きずって走ったり、まさに体当りの取材でハンターとして活躍していますが、普通の女性にはできないですよね。

大学2年のときに芸人への道を歩み始め、思うようにならず悩んでいたとき、ある番組で60m走のオーディションを受け、一番早かったという理由で選ばれ、今や時の人ですが、この2年間ですでに30ヶ国以上を廻り、年間の2/3は海外で過し、アフリカで体験したことが彼女の人生観を変えたようです。アフリカで生きる人々と接し、悲しい出来事に遭遇したり感じたことは「人間なんて終わるときは簡単に終わる」だから私は今を大切に一生懸命頑張ると考えるようになりました。と言っています。

24時間チャリティーマラソンは誰もが挑戦できることではない。確かに選ばれることは名誉なことですが、むしろ断りたい気持ちが優先してしまうのではないでしょうか?しかし彼女はアフリカで悲惨な状況や体験を通し、命を張ったロケに比べれば自分自身と時間との戦いであると考え、この過酷なレースに臨みました。

完走した後の両足はむくみが酷く、足の指先には出血があり、親指の爪は両方とも内出血で色が変わっていました。

どれ程の痛みをこらえて完走したのか計り知れませんが、もちまえの精神力と期待に答えようとする使命感だけで完走したのではないでしょうか?

彼女の夢は世界193ヶ国と地域を制覇することらしいです。

ウサイン・ボルトも走り終わった後、「皆の期待に応えるため、ここで世界記録を出さないといけないのは分かっていた。スタートも加速もよく、特別なレースだった。これは歴史の1ページだけど、また何か起こるかもしれない。」夢は新しい伝説を作ること、と結んでいます。更なる夢に向かって予言しているのでしょう。

私もこの歳になって、まだ夢への挑戦を続けています。若い君達にも多くの可能性がたくさんあると思います。色々なことにハンディを背負い、可能性が低くても今なお挑戦している人が居ます。夢を持って最後まであきらめずに成し遂げてみましょう。

いよいよ今月19日から、全日本マスターズが始まります。この歳になって初めて両親からいただいたこの身体に感謝しながら最善の努力をし、頑張ってきます。これで宗教朝礼を終わりにします。


M.T.(保健体育科)     

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