学院ダイアリー
2014.12.30
リフレクション
年の瀬となり、学院は深い静寂に包まれています。キャンパスにある修道院のリトリートハウス(黙想の家)には、年末・年始を祈りのうちに迎える神父様やシスター方が集っています。不二聖心の生徒たちも、一年の振り返りを深めていることでしょう。
花の季節を愛でられて
花を散らしたあとは
忘れられている さくら
忘れられて
静かに過ごす樹の心を
学ばなければならない
忘れられているときが
自分を見つめ 充実させるときであることを
樹は知っている
(「樹の心」高田敏子)