学院ダイアリー

2016.03.26

マルタ体験学習 7日目

3月26日、マルタに来て一週間が経ちました。
午前中は、マルタ島内陸部の丘の上に佇む古都イムディーナと隣接するラバトを訪ねました。途中、モスタという町にある大きなドームを持つ被昇天の聖母教会の聖堂にも寄りました。この教会の聖堂は第二次世界大戦時のあるミサの最中に、ドイツが爆弾を落としたそうですが不発で、教会にいた人たちは無事だったという話をうかがいました。今も信徒の方々はマリア様のご加護に感謝して過ごしているそうです。
 

ラバトでは地下に広がる聖パウロのカタコンベという地下墳墓を見学しました。身分や財産によって葬られる場所の様子が異なることをうかがいました。


イムディーナでは聖土曜日のためそれぞれの聖堂内には入れませんでしたが、キリストの受難を表した像の展示ルームなどを見学し、サイレントシティと呼ばれるほどの静かなこの町をゆっくりと散策しました。

 

夜は、ホテル近くの聖パトリック教会で復活徹夜祭の御ミサにあずかりました。ミサの初めに神父様から私たちを日本から来た聖心の学生たちとして、信徒の皆さんに紹介していただき、奉納もお手伝いさせていただきました。イースターをカトリック国マルタの教会で迎えることができ、印象深い体験学習となりました。