学院ダイアリー

2016年03月

2016.03.28

マルタ体験学習 最終日

3月28日、マルタを出発する日が来ました。
今回の英語研修、その他のアクティビティをサポートしてくださったECマルタの方々にお礼のご挨拶をして、マルタを後にしました。
 
    
 
生徒たちは、日本に戻ってからももっと英語を勉強したい、またマルタに来てマルタの人たちと交流したいという思いを抱いて飛行機に乗りました。日本に着いたときに家族や友達に話したいことがたくさんあり、思い出話が一番のお土産となりそうです。
 
   
 

2016.03.27

マルタ体験学習 8日目

主のご復活おめでとうございます。マルタ体験学習の生徒たちは、このご復活の日曜日にヴィットリオーザのセントローレンス教会から始まる復活のイエス様のご像の行進の伝統行事を見学しました。数名の男性がご像を担ぎ、勢いよく坂道を走って駆け上がる催しに生徒たちはみな興奮しカメラのシャッターを切りました。

午後は希望者の生徒が、セントジュリアンの聖心のキャンパスまで散策しました。聖週間、復活祭の期間は学校が閉まっているのですが、偶然にも門の前で3人のシスターにお会いし、修道院でもてなしていただき、キャンパスの一部も案内していただきました。生徒たちはシスター方に不二聖心の写真をお見せしたり、これまでのマルタの日々についてお話ししたりして、最後のマルタでの思い出を聖心で作ることができました。
 

2016.03.26

マルタ体験学習 7日目

3月26日、マルタに来て一週間が経ちました。
午前中は、マルタ島内陸部の丘の上に佇む古都イムディーナと隣接するラバトを訪ねました。途中、モスタという町にある大きなドームを持つ被昇天の聖母教会の聖堂にも寄りました。この教会の聖堂は第二次世界大戦時のあるミサの最中に、ドイツが爆弾を落としたそうですが不発で、教会にいた人たちは無事だったという話をうかがいました。今も信徒の方々はマリア様のご加護に感謝して過ごしているそうです。
 

ラバトでは地下に広がる聖パウロのカタコンベという地下墳墓を見学しました。身分や財産によって葬られる場所の様子が異なることをうかがいました。


イムディーナでは聖土曜日のためそれぞれの聖堂内には入れませんでしたが、キリストの受難を表した像の展示ルームなどを見学し、サイレントシティと呼ばれるほどの静かなこの町をゆっくりと散策しました。

 

夜は、ホテル近くの聖パトリック教会で復活徹夜祭の御ミサにあずかりました。ミサの初めに神父様から私たちを日本から来た聖心の学生たちとして、信徒の皆さんに紹介していただき、奉納もお手伝いさせていただきました。イースターをカトリック国マルタの教会で迎えることができ、印象深い体験学習となりました。

2016.03.25

マルタ体験学習 6日目

3月25日、マルタ体験学習は6日目を迎えました。この日はゴゾ島に渡りました。ゴゾ島は生徒たちが滞在しているマルタ島の北に位置する島です。英語ガイドのラウラさんが船に乗る前から、ゴゾ島の特徴や名産品など丁寧に説明してくださいました。海で取れる塩 "salt" が "salary"  などの語源になっていることなどもお話しくださり、印象深く聞くことができました。
 

ゴゾ島では、 ゴゾのカテドラルの聖堂をはじめとした教会、アズールウインドウと呼ばれる浸食を受けた岬などを見学しました。ゴゾのカテドラルは、マルタの教会に多く見られるドームがない聖堂です。建築の際、資金が不足していたためで、聖堂内にはドームに見えるだまし絵の天井がありました。聖金曜日の朝、本聖堂から小聖堂に安置されたご聖体の前で祈る人々とともにお祈りを捧げました。
 

生徒たちは一日こののどかな観光地をゆっくりと楽しみました。

2016.03.24

マルタ体験学習 5日目

3月24日の午前のプログラムは、記念植樹でした。
姉妹校や語学校のあるセントジュリアンとは反対側の海沿いにあるディングリ(Dingli)に行き、不二聖心マルタ体験学習の第10回を記念して、一人一本ずつ植樹をしました。木が大きくなったころ、生徒たちは再びマルタに来て木を見たいという夢を持ちました。
 

午後はECマルタでの最後の英語の授業を受けました。翌日の金曜日が聖金曜日で授業がないため、木曜日の今日が研修終了日となりました。一人ひとり修了証をいただきました。
 

夕食後は、首都ヴァレッタに赴き、7つの教会巡りをしてお祈りしました。多くの人々が次々と教会に入っていくのに続いて生徒たちも教会にはいり、いただいたパンフレットに書かれている聖書の箇所を英語で読み、主の祈り、アヴェ・マリアの祈り、栄唱を唱えて祈りました。
カトリック国ならではの慣習を通してキリストの受難を思い起こす体験をすることができました。聖ヨハネ大聖堂でのお祈りを終えた後、マルタの大司教様にお会いすることができマルタの教会訪問を歓迎していただきました。

2016.03.23

マルタ体験学習 4日目

3月23日、マルタでの4日目を迎えました。
朝から夕方まで英語研修の一日。こちらでいただいたテキストを使って語学力アップに励みました。
夕方はホテル周辺のスリーマの街を皆で散策した後、ECマルタ(生徒が通っている英語学校)横の食堂でピザパーティーをしました。こちらにもマルタ聖心の姉妹校の生徒数名が参加してくださり、一緒にゲームをしながら交流をしました。
 

2016.03.23

すそのんぱく 学院で開催

22日、学院で「すそのんぱく!」(裾野温故知新博覧会)のプログラム「春の不二聖心の自然と幻の紅茶を味わおう!」が行われました。
ストックを使うノルディックウォーキングで、不二聖心の広大な敷地を巡りました。暖かい春の日差しを浴びながら、田中先生が案内人となり、聖心会や岩下家の墓地、高校1年生の総合学習で使われる「共生の森」、牧草地、山の家、ただにしきの茶畑などをご覧になっていただきました。ウォーキングのあとは、幻の紅茶「ただにしき」と、その茶葉を使ったお菓子「ソフィアージュ」を召し上がっていただき、最後に聖堂・アーカイブを見学していただきました。
地域の人達と不二聖心との関わりは、これからも大事にしていきたいと思っています。

2016.03.22

マルタ体験学習 3日目

 3月22日、マルタでの3日目は、St. Julian's (セントジュリアン)にある聖心の姉妹校の生徒の皆さんとの交流会でした。不二聖心の生徒たちは、日本文化と学校紹介のプレゼンを行い、日本の歌や校歌の合唱、ソーラン節の踊りなども披露しました。マルタの聖心からは、ドラマクラブの生徒たちが演劇を見せてくださいました。お昼には、マルタ・日本両国の食事を囲み、また日本文化体験コーナーとして、折り紙や浴衣着付け体験、書道、けん玉などのブースも設け、マルタ聖心の多くの生徒、保護者の皆さんに楽しんでいただきながら交流をしました。聖心のつながりを肌で感じながら思い出深い一日となりました。

  

2016.03.21

マルタ体験学習 2日目

 マルタ体験学習2日目。ECマルタでの英語研修がスタートしました。2つのクラスに分かれ、朝から午後まで英語漬けです。文法の確認など基礎からスタートしましたが、マルタの映像を見た後で英語で説明が求められるエクササイズもありました。早速宿題も出されました。宿舎での夜の時間は、次回の英語の授業の準備と明日のマルタ聖心との交流会の準備で忙しくなりそうです。

  

2016.03.20

マルタ体験学習 1日目

 3月19日朝、成田空港を出発、フランクフルトを経由してマルタに夜10時過ぎに到着しました。翌朝3月20日は受難の主日。首都バレッタにある聖ヨハネ大聖堂でごミサにあずかりました。ごミサの後は、世界遺産であるバレッタの旧市街を見学しました。16世紀に聖ヨハネ騎士団が岸壁として高い要塞を築いたことや、第二次世界大戦時にイタリアやドイツから空爆を受けたことなど、マルタの歴史に触れながら見ることができました。好天にも恵まれ、元気に体験学習のスタートを切りました。