フィールド日記
2025.01.17
イワガネソウ
ヒノキ林の林床でイワガネソウが見られます。大型のシダ植物で、光沢のある深緑の葉が特徴です。胞子のう群は葉脈に沿ってつきます。和名は岩が根草で、岩の根元などに生えることに由来するようです。
2025.01.14
アマクサシダ
竹林でアマクサシダが見られます。羽片の下側は幅が広いのに対し、羽片の上側は幅が狭く、鳥が羽を広げたような形に見えるのが特徴です。胞子のう群は小羽片の縁につきます。和名は熊本県の天草に由来しますが、関東地方以西の太平洋側に広く分布しています。
2025.01.10
リョウメンシダ
2025.01.07
シンテッポウユリ
シンテッポウユリが咲いています。タカサゴユリとテッポウユリの雑種由来の園芸品種です。野生化したものが道端などいたるところで咲いています。本来の花期は夏ですが、まれに冬になっても咲いている個体が見られます。
2025.01.03
ナチシダ
ナチシダが見られます。常緑の大型のシダ植物で、葉は五角形に広がります。暖地性のシダで、静岡県河津町の自生地は1953年に自生北限地として国の天然記念物に指定されています。現在ではより北の自生地も知られており、キャンパス内でも徐々に個体数が増えているように思います。
2024.12.31
ホラシノブ
ホラシノブが紅葉しています。明るい崖地に見られる常緑のシダ植物です。葉を密につけ、冬には葉が紅葉することが知られています。胞子のう群は葉の先端につきます。
2024.12.27
コナスビ
コナスビが咲いています。サクラソウ科の多年草で、道端などで普通に見られます。冬も葉をつけたまま越冬しますが、条件によっては葉が紅葉するようです。花期は初夏とされていますが、冬でも咲いていることがあります。
2024.12.24
オモト
オモトが果実をつけています。キジカクシ科の常緑多年草です。古くから栽培され、多くの園芸品種があります。花は初夏に咲き、冬に赤い実をつけます。
2024.12.20
ツルグミ
ツルグミが咲いています。グミ科のつる性常緑低木で、林内や林縁でよく見られます。和名はつる性のグミという意味で、果実は春に熟します。
2024.12.17
シロダモ
シロダモが咲いてます。クスノキ科の常緑の中高木で、林内でよく見られます。雌雄異株で、写真は雄株です。和名は、タブノキに似ていて、葉の裏が白いことに由来するようです。
- 1 / 201
- »