学院ダイアリー

2018.09.13

フランスルーツの旅(5日目)

ついにルーツの旅も最終盤を迎えることになりました。本日は、創立者である聖マグダレナ・ソフィア・バラの生まれ故郷であるジョワニーでの研修です。
まずはソフィーの生家で、現在は世界中の人々が訪問する施設となっているソフィーバラセンターに向かいました。元聖心会総長であったパトリシアを始め、聖心会のシスター方のとてもあたたかい歓迎を受けました。
その後グループに分かれ、ソフィーが初聖体を受けたサン・ティボー教会やソフィーの生家をシスター方のガイドのもと、交互に見学しました。そして、それぞれの場所で創立者が聖心に捧げた愛を感じ取りながら、お祈りをお捧げしました。
午前中のプログラム終了後、ソフィーバラセンターにて、草花が美しく広がるお庭を眺めながら、お昼をいただきました。
午後はまず、午前中の2つのプログラムを終えた上でグループでの分かち合いを行いました。
そして再びシスター方の案内のもと、古い建築物や道路が多くそのまま残るジョワニーの街を散策します。ゆるやかに坂を伸びる小道を辿っていくと、今にも幼いソフィーが角から走り出してきそうに感じられました。


休息を取った後、最後のプログラムへと出発します。ジョワニーのブドウ畑です。ブドウ畑はソフィーにとって、父親の仕事の場でもあり、幼い頃から身近にあってソフィーの成長の土壌となってきた場所でした。しっかりと大地に根を張り、軸となる太い幹を伸ばすブドウの木に直接触れながら、生徒たちはこれまでのルーツへの旅の日々を思い返し、自身の未来の実りについて考える時間を持ちました。
ソフィーバラセンターに戻り、最後の振り返りの時間を取りました。
その後、シスター方に向けて聖歌を歌い、今日一日のお礼を申し上げました。
高2のフランス・ルーツの旅は、ついに最終日を迎えます。明日はヴェズレーを訪れ、最後のまとめのお祈りを行います。