校長室から

2021.01.05

アーカイブ・ウイングにて

 創基100年を祝う本年度、中学一年生は学院のアーカイブ室で学院史にふれています。過去を思うだけではなく、海外や日本の姉妹校についても学びながら、世界5大陸に広がる姉妹校生と共に歩んでいることをも実感しています。(下の写真は、展示されている姉妹校のグッズを着用している様子)

 コロナによるパンデミックのさなかにも、海外姉妹校に留学する生徒たちの中には、帰国させられることなくお世話してくださった学校も多くありました。この1月以降も、姉妹校留学制度やそれ以外の形態で、一年間の留学に出発する生徒達がいます。

 ニューヨークやパリで働いた岩下清周(不二農園創設者)、ヨーロッパに長く留学した岩下壮一(温情舎初代校長)、そして海を渡って日本にやってきた聖心会のミショナリーのシスターたちによって創られた学院のDNAともいうのでしょうか、どんな状況にあっても、未知なる世界や異文化に開かれたフロンテイア・スピリットは鮮やかに息づいています。