校長室から

2015.12.10

クリスマス奉仕の朝に (2015年12月10日)

 学院の朝は、早朝く登校した生徒たちが奏でるピアノの音で始まります。待降節(アドベント)に入り、クリスマス・キャロルの曲が多くなってきましたが、今日は少し趣が異なりました。全校あげてクリスマスの奉仕に出かける日なので、訪問先の方々とご一緒に歌えるような曲が聴こえてきました。

  深い闇のさなかにきらめく星は、道に迷う人への神のまなざし
メリー・メリー・クリスマス 神のみ子よ
ハレルヤ・クリスマス 歌え喜べ

  風にすさむ砂漠に咲き出る花は、涙ためた人への神の輝き
メリー・メリー・クリスマス 神のみ子よ
ハレルヤ・クリスマス 歌え喜べ

  疲れ果てた心にささやく声は、待ち焦がれた人への神の訪れ
メリー・メリー・クリスマス 神のみ子よ
ハレルヤ・クリスマス 喜びの夜  (讃美歌102番)

 平和を祈るクリスマスが、プレゼントやケーキをいただいて過ごすだけの日ではないことを子どもたちはよく知っています。今日一日を通して、社会に対する責任の感覚をまた一歩深め、学院に戻ってきてくれることでしょう。