校長室から

2023年05月

2023.05.25

創立者の祝日の贈り物

 今日は、創立者聖マグダレナ・ソフィア・バラの祝日です。学院では、明日、祝日行事が催されます。楽しみに準備を進める生徒たちに、修道院のシスターたちから贈り物が届きました。すてきなコンソール・テーブルです。

 明日、生徒たちは午前で帰宅します。その後、教職員は、創立者の精神を学ぶための研修を行います。今年の講師は聖心会のシスター畠中千秋です。東北の震災以来、カリタス南相馬で復興支援を継続されているシスターです。今月初めまで、ソフィア・バラが住まわれていたローマのヴィラランテでの研修にも参加されていました。研修の後には、修道院のシスターたちが教職員を茶話会に招いてくださいます。この機会を通して、創立者の思いにふれ、生徒たちへの愛の炎を強めていくことができますように。

 

2023.05.19

卒業生の方々と

 先週末、聖心女子大学を会場に開かれた本学院の同窓会ドゥシェーン会の総会に出席しました。コロナ後の3年ぶりの対面開催で、懐かしい卒業生の皆様にお目にかかりました。学院の校医の先生も産業医の先生も卒業生の方々です。親身になってご助言いただいたお蔭もあって、一度も学級閉鎖等に至ることなく過ごすことができました。

 会合の中で、シスター奥井が校長時代に、卒業式で「風に立つライオン」を流された時のことが話題になり、改めて私たちの学院が創立された目的に思いを馳せましたし、アフリカの聖心会の現状を思いました。来週の創立者祝日には、卒業生のアナウンサーの方が来校され、中学生対象にお話をしてくださいます。日常生活の中でも、卒業生の姿が学院やマリア修道院(黙想の家・山の家)に戻りつつあることをたいへんうれしく思います。

 

2023.05.12

ウィーンからの便り

 今年からドイツ語の選択授業も始まりました。インスタグラムでアナウンスした途端、ウィーン大学で日本語の翻訳の授業を担当している卒業生の方からご連絡をいただきました。在学中から、たいへん聡明で賢い方でした。ウィーンの聖心、社会状況、治安等を説明してくださった上で、いつか不二の生徒が留学した際にはサポートしてくださると書かれていました。

 世界5大陸に広がる姉妹校との短期交換留学は、原則として渡航費以外は無料で、学校・家庭が相互にサポートし合いながら進めています。ウィーンの聖心からは呼びかけが届いています。交換留学の実現に向けて、授業選択者またはドイツ語に親しんだ生徒たちの中から希望者が出て来るようにと願っています。

 

2023.05.02

来日記念の年に

 聖心会が来日したのは1908年。その年に東京で学校が始まりましたので、東京聖心やインターナショナルスクールは創立115年目となります。インターナショナルスクールが、前身の語学校からの115年をお祝いする動画をあげていました。https://www.instagram.com/p/Cq92ERTpDcF/?hl=en
 今年は、小林聖心女子学院が創立100周年 https://www.instagram.com/p/CrqBiVrpy6m/
 聖心女子大学が創立75周年を祝っています。 https://75.u-sacred-heart.ac.jp/

 姉妹校ネットワークの豊かさを感じつつ、私たちも姉妹校の皆さんと心を合わせてお祝いしたいと思います。