校長室から

2016.12.20

クリスマス奉仕(2016年12月20日)

生徒たちが「クリスマス奉仕」に出かけた日に、ある新聞社の方からお電話をいただきました。たまたま奉仕先での子供たちの様子をご覧になり、概要をお知りになりたいと思われたようです。恐縮するとともに、奉仕に励む生徒たちの姿が目に浮かびました。

この日は、全校生が、近隣の教会、公共施設、老人ホーム等、に派遣されていきます。同じく待降節(アドベント)の中で行われるプラクティスや、クリスマス・チャリティセールの準備等と共に、平和の源であるクリスマスをふさわしく迎えることを意識します。クリスマスプレゼントをいただくことも楽しみでしょうが、それだけを考えてクリスマスを迎える生徒は一人もいません。

私は今、来春、卒業を控えた高校3年生一人ひとりと面接をおこなっています。学院生活の中で、「受けるよりも与える方が幸いである」(聖書より)というみことばを経験的に理解し、美しく成長した最上級生たちの姿こそ、最高のクリスマスプレゼントだと実感しています。