校長室から

2016.12.01

"GRACE" ~不二の香り~(2016年12月1日)

 本学院の同窓会ドゥシェーン会が、新しい同窓会グッズの一つに、不二聖心女子学院オリジナルのアロマオイル”GRACE”を作りました。校章入りの白いアロマストーン付きです。説明書きには、“神聖を表す「乳香」をベースに、愛や喜びを表現するマンダリン、心を穏やかにするローズウッドをブレンドした不二聖心オリジナルの香り”とありました。

 彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。 学者たちはその星を見て喜びにあふれた。家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。 (マタイ2:9-11)

聖書は、クリスマスに東方の三博士たちが幼子イエスに捧げたものの一つに「乳香」をあげています。古来、「乳香」は、キリスト教に限らず神に捧げる神聖な香として、祈り等にも用いられたようです。

アドベント(待降節)が始まり、学院でも、プラクティス、クリスマス奉仕、クリスマス・キャロル、チャリティバザー等の準備が進められています。クリスマスが恵み(GRACE)に満ちたものとなるよう静けさと祈りの心を大切にしてまいりたいと思います。