学院ダイアリー

2019年07月

2019.07.31

韓国体験学習 最終日

 今日は日本帰国日です。ソウル聖心の修道院ではシスター方に、金浦空港ではガイドのキムさんにお別れをしました。このように、愛情たっぷりの心で私たちを支えてくださった韓国の人々、日本で私たちのためにお祈りをしてくださっている人々のおかげで、無事に韓国体験学習を終えることができました。この経験を糧に、両国の架け橋となっていきたいです。

2019.07.31

フィリピン体験学習 7日目

 今日は在フィリピン日本大使館、JICA(国際協力機構)、マブーハイ・レストップ(Taguig Global City)に行きました。大使館では、外交官の仕事内容や、フィリピンと日本の関係などについてお話をうかがうことができました。質疑応答の時間が終わっても内容の濃い質問が続き、充実したひとときとなりました。JICAでは、日本がなぜ開発協力をするのかについて、詳しくお話をうかがいました。地球規模の課題をどのように解決していくか考え、持続可能な支援を提案していくことが大切であることを学びましたマブーハイ・レストップでは、社会起業(貧しい人々が社会経済の中から外れないよう社会経済の中に組み込んでいく活動)をしている方からお話をうかがいました。

2019.07.30

韓国体験学習5日目

 今日は板門店ツアーに参加しました。一瞬にして多くの人々の人生を変え、後の世代まで負の遺産を遺す戦争の残酷さを身にしみた一日でした。
夕方はミサに参加し、この7月に叙階されたばかりの二人の神父様から一人ひとり祝福を受けました。最終日は、聖心会の修道院に泊めていただきます。夜の分かち合いでは、聖心生の使命として、今回の体験学習で学んだことを世界平和のために発信することを確認しました。

2019.07.30

ボストングローバルキャリアプログラム 4日目

 今日のセッションテーマは“Mindset”でした。新しい物の考え方を取り入れていく柔軟性について学び、グループでの話合いや発表を行いました。午後は、フードバンクをテーマに、実際にフードバンクセンターを訪問して作業のお手伝いをさせていただきました。夕方はハーバード大学のキャンパスツアーにも参加しました。

2019.07.30

ボストングローバルキャリアプログラム 3日目

 この日の午前中のセッションテーマは“Understanding Self-value”でした。物事を様々な側面から見ることで、新たな価値を見出していけることを学び、特に自分自身について深く考える時間となりました。午後は、ボストン美術館の訪問を通して、自分と共鳴しあう絵をそれぞれ見つけることができました。

2019.07.30

フィリピン体験学習 6日目

 今日は避暑地のタガイタイで、静かに振り返りのときを持ちました。これまでを振り返り、心に強く響いたことは何か。感動、喜び、疑問、怒り、心に痛みを感じたことなど、なぜそれが強く心に響いているのかを考えました。そして、それを味わって気付いたことは何か。それを通して神様は何を私たちに仰ろうとしているのか。また、それは今後の人生に何を教えてくれているのか、一人になって思い巡らしました。分かち合いの後は、みことばの祭儀が行われました。



2019.07.30

フィリピン体験学習 5日目

 

今日は午前中に、半日ホームステイがありました。2人1組でSMSFのユースの方の家へうかがい、日本から持参した折り紙や風船で遊んだり、一緒にお食事をしたりしました。
午後にはSMSFで、ユースの方と交流のときを持ちました。互いに出し物をしましたが、SMSFのユースの作ってくださった動画と歌に感動し、涙する生徒もいました。SMSFのユース43名が、曲の間奏で一人ずつ自分の夢を教えてくれました。教師になりたい、弁護士になりたい…と語る一人ひとりの表情は、とても明るい笑顔でした。

2019.07.29

韓国体験学習4日目

楽しかったホストファミリーとの2泊の滞在を終えて、またの再開を誓って、朝ソウル聖心を出発しました。
文化や歴史の壁を越えてもなお、お互いを大切に、そして信じることができるという希望を見いだすことができました。
このような交流が平和を作り出す一歩になると実感しました。
その後、宗廟、景福宮、水原華城を見学し、朝鮮王朝の歴史を実際に感じ日本との意外な接点や共通点など、学びを深めることができました。

2019.07.29

ボストングローバルキャリアプログラム(1日目〜2日目)

ボストンに無事到着しました。アメリカ発祥の地であり学生の街でもあるボストンは、様々な教育機関と閑静な住宅街の広がる落ち着いた街です。
セッション1日目は、各グループでリーダーのもと、 “toothpaste”という身近なものを題材に1つの物事から様々な可能性を探るDivergent thinkingと、それらの可能性から、考えを1つにまとめていくConvergent thinkingを学びました。グループ発表では、発想力を生かしたオリジナリティ溢れる “toothpaste”を紹介しました。
午後は、MIT(マサチューセッツ工科大学)の数少ない日本人の卒業生また研究者の方に、キャンパスを案内していただきました。MITに入ったきっかけや、そこでの学び、高校時代をどのように過ごしていけばよいかなど、様々な質問にも答えていきながら様々なよい刺激を沢山得ることができました。

2019.07.29

フィリピン体験学習 4日目

 今日は聖マグダレナ・ソフィア基金(SMSF)に行きました。ここでは、経済的に学校に通うことのできない子どもたちのために、文字を教えたり、子どもらしく遊べる場所づくりをしたり、奨学金を援助したりしています。Sr.Bethから「フィリピンは多くの問題を抱えているので、その一つひとつを解決しようとは思っていない。私達は救い主になるのではなく、神様のなさることに協力する、という姿勢で働いている。神様が何を望んでおられるか、ということを常に考えている。フィリピンでは、大人が希望を失いそうになることがある。しかしSMSFの子どもたちは、祈るとき、最初に神様感謝しますと言う。そんな子どもたちから希望をもらっている」とお話がありました。Sr.Bethのお話は、SMSFは希望と楽しみと愛情のあるところ「A place of hope … joy … and love.」、と締めくくられました。SMSFの子どもたちと交流会では、素直で無邪気な子どもたちと、笑顔の絶えないひとときを過ごしました。最後に一緒にダンスを踊りました。午後はトライシクルに乗って、SMSFに通うユースの子どもたちの家に行きました。貧富の差を目の当たりにし、その差は改善することが大変困難であることを知りました。それでも、生徒たちは何かをしていかなくては、と使命を感じているようでした。夕方の分かち合いは、4日目になり意見交換も内容も深まってきました。Sr.有田からは、「フィリピンの方は問題があっても笑顔を忘れない。自分が毎日、続けて生かされているという幸せを持っている。人間ではない誰かに見守られているという感覚を持っている」というお話をうかがいました。