学院ダイアリー

2017.03.27

ルーツへの旅(四日目)

今日は移動日です。
その前にパリで訪れておくべき3つの教会を訪ねました。
現在は最高裁判所になっているフランス王宮内にある、王の私的な礼拝堂だったサントシャペル。
13世紀半ばに建てられたこの礼拝堂にはキリストの荊の冠という聖遺物があったそうです。一般に教会は100年単位で建設されることが多いですが、なんと2年半という短さ。王家の力を実感します。
次に訪れたのはパリの中心であるノートルダム大聖堂。日曜日のミサが行われている中を静かに見学しました。教会の建築やステンドグラス、彫刻は皆、聖書を読めない人々に神様のことを教えるという意味があることを学びました。
今日のお昼にはフランス料理の名物、エスカルゴが出ました。その土地の食べ物を食べる異文化体験となりました。今日の気温は18度くらいの暖かさでした。
午後訪れたサクレクール寺院はパリの教会では新しく、19世紀末に建てられていて、内部のモザイク装飾が特徴です。その後、印象派の画家達が住んだモンマルトルの丘を歩いて下り、バスでパリを出発しました。
ジョワニーへの道では、パリとは全然異なる田園風景が続きます。ジョワニーの宿泊先であるホテルものどかな風景の中にありました。
明日はいよいよ聖マグダレナ・ソフィアの生家を訪ねます。