学院ダイアリー

2019.07.29

韓国体験学習4日目

楽しかったホストファミリーとの2泊の滞在を終えて、またの再開を誓って、朝ソウル聖心を出発しました。
文化や歴史の壁を越えてもなお、お互いを大切に、そして信じることができるという希望を見いだすことができました。
このような交流が平和を作り出す一歩になると実感しました。
その後、宗廟、景福宮、水原華城を見学し、朝鮮王朝の歴史を実際に感じ日本との意外な接点や共通点など、学びを深めることができました。

2019.07.29

ボストングローバルキャリアプログラム(1日目〜2日目)

ボストンに無事到着しました。アメリカ発祥の地であり学生の街でもあるボストンは、様々な教育機関と閑静な住宅街の広がる落ち着いた街です。
セッション1日目は、各グループでリーダーのもと、 “toothpaste”という身近なものを題材に1つの物事から様々な可能性を探るDivergent thinkingと、それらの可能性から、考えを1つにまとめていくConvergent thinkingを学びました。グループ発表では、発想力を生かしたオリジナリティ溢れる “toothpaste”を紹介しました。
午後は、MIT(マサチューセッツ工科大学)の数少ない日本人の卒業生また研究者の方に、キャンパスを案内していただきました。MITに入ったきっかけや、そこでの学び、高校時代をどのように過ごしていけばよいかなど、様々な質問にも答えていきながら様々なよい刺激を沢山得ることができました。

2019.07.29

フィリピン体験学習 4日目

 今日は聖マグダレナ・ソフィア基金(SMSF)に行きました。ここでは、経済的に学校に通うことのできない子どもたちのために、文字を教えたり、子どもらしく遊べる場所づくりをしたり、奨学金を援助したりしています。Sr.Bethから「フィリピンは多くの問題を抱えているので、その一つひとつを解決しようとは思っていない。私達は救い主になるのではなく、神様のなさることに協力する、という姿勢で働いている。神様が何を望んでおられるか、ということを常に考えている。フィリピンでは、大人が希望を失いそうになることがある。しかしSMSFの子どもたちは、祈るとき、最初に神様感謝しますと言う。そんな子どもたちから希望をもらっている」とお話がありました。Sr.Bethのお話は、SMSFは希望と楽しみと愛情のあるところ「A place of hope … joy … and love.」、と締めくくられました。SMSFの子どもたちと交流会では、素直で無邪気な子どもたちと、笑顔の絶えないひとときを過ごしました。最後に一緒にダンスを踊りました。午後はトライシクルに乗って、SMSFに通うユースの子どもたちの家に行きました。貧富の差を目の当たりにし、その差は改善することが大変困難であることを知りました。それでも、生徒たちは何かをしていかなくては、と使命を感じているようでした。夕方の分かち合いは、4日目になり意見交換も内容も深まってきました。Sr.有田からは、「フィリピンの方は問題があっても笑顔を忘れない。自分が毎日、続けて生かされているという幸せを持っている。人間ではない誰かに見守られているという感覚を持っている」というお話をうかがいました。

2019.07.29

フィリピン体験学習 3日目

今日はアメリカ軍記念墓地、グリーンベルトの教会、ベルラーニ(ストリートチルドレンの施設)、クバオの聖心会修道院へ行きました。アメリカ軍記念墓地には、第二次世界大戦で亡くなったアメリカの方々の慰霊碑や墓石が、広大な敷地いっぱいに建てられいました。その数の多さと、軍人ではなく一般市民が多く命を落としているという事実に、生徒は衝撃を受けたようでした。教会でミサに参列した後は、ベルラーニへ行き、多くのユースの方と交流しました。また、ストリートチルドレンの現状と、それに対する取り組みについて詳しく教えていただきました。説明後、生徒からの質問は絶えることなく、ストリートチルドレンが抱える問題について真剣に考える生徒の姿が見られました。聖心会のシスター方とのお食事会では、生徒が歌とダンスを披露し、シスター方から、あたたかいもてなしとお言葉をいただきました。フィリピンでの経験を胸に、自分の使命とは何かということを問い続けたいと思いました。
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2019.07.28

韓国体験学習3日目

 今日は、朝から明洞聖堂で行なわれた英語の主日ミサに参加しました。その後、ソウル聖心にて交流会が行われました。日本のそれぞれの学校とソウル聖心は、それぞれが特徴を持った特別な学校ですが、同時に共通点も多く、改めてひとつの大きなファミリーであると感じました。二日目のホストファミリーとの時間を大切に過ごしてほしいものです。


2019.07.27

韓国体験学習2日目

今日は朝早くに慶州を出発し、韓国新幹線KTXで天安(チョナン)に移動しました。その後、独立記念館とソウルの戦争記念館を訪問し、韓国の歴史を学ぶとともに、平和の尊さを改めて見つめ直した一日でした。夕方、ソウル聖心に到着し、とても温かい歓迎を受けました。ホストシスターとの二日間がとても楽しみです。

2019.07.26

韓国体験学習1日目

 韓国体験学習が始まりました。
1日目は、古都慶州(キョンジュ)の仏国寺や天馬塚の古墳を見学し、三国時代の新羅の文化に触れました。
夜は、日曜日に行われる日韓聖心の交流会に向けて練習し、日本の姉妹校の生徒どうし、互いを知る時間を過ごしました。


2019.07.26

フィリピン体験学習 2日目

朝の祈りから始まった2日目。午前中にシスター有田から、フィリピンの歴史についてお話を聞いた後、ゲームをして共同体作りをしました。午後はサンチアゴ要塞、聖アウグスチン教会、ホセ・リサール記念館を訪れました。
夕方には分かち合いの時間がありました。「フィリピンの方々の寛容さに驚いた」、「フィリピンと日本の歴史認識の違いを感じた」、「歴史を知った上で、今私達がしなければならないのは謝罪ではなく、これからどうすれば良いかを考えること」などの意見が共有され、深い学びのときとなりました。

2019.07.26

フィリピン体験学習 1日目

無事にマニラ空港からデ・メスターへ到着しました。シスター有田からは、「現地で感じる、ただの知識ではない学びを大切に、自分の人生に色をつける10日間にしてほしい」というお話をうかがいました。バーハイ・マパグマハルでは、身体に障がいのある方々と、音楽を通じて交流を深めました。交流は短い時間でしたが、互いにすぐに打ち解け、最後には手を取り合って別れを惜しむ生徒たちの姿がありました。

2019.07.24

ワークキャンプ2日目・3日目

御殿場コロニーでのワークキャンプの2日目。
午前中は体育館での活動です。一緒に散歩した後は、色とりどりのボールを使った玉入れ、ペットボトルを利用したボウリング、輪投げと、利用者の方の個性と好みに合わせ楽しく体を動かしました。
午後は年に1度の”ジュース・ガーデン”。
 
お菓子と飲み物を用意し、利用者の皆さんに好きなものを選んでいただいて召し上がっていただく野外の行事です。利用者の方は好みや食事制限などさまざまですが、皆が楽しめるようにサポートする職員の方々の働きが生徒たちの印象に残りました。
最終日の7月24日は、カラオケ大会。利用者さんの熱唱を手拍子などで盛り上げました。
3日間の活動を通し、障がいのある方を障がい者としてひとくくりするのではなく、一人ひとり個性を持った人として交流できたことが大きな学びとなりました。御殿場コロニーの皆さんに改めて感謝を申し上げます。