フィールド日記
2011.04.21
新年度祈りのつどいとクサボケ
平成23年4月21日 木曜日
今日は「新年度祈りのつどい」がありました。宮内毅神父様は、お話の中で、「愛する相手のすべてを見る、
相手のいいところも悪いところも目をつぶることな く見ていくことが愛である。これは自分についても言える
ことで、自分のいいところも悪いところもしっかり見つめていくことが自分を大切にすることであり、
その姿勢は学校目標の『謙虚に自己を培う』にも通じる。」とおっしゃいました。この言葉を一年間、
心にとめて生活したいものです。
下の写真は各クラスの幹事が、クラス目標についての祈りの紙とパンを祭壇に捧げている場面です。
今、牧草地の横の道では、クサボケの花が咲いています。この花を見ると夏目漱石を思い出しま す。
漱石は「木瓜(ぼけ)咲くや漱石拙を守るべく」と詠みました。この句からは漱石の、「拙」すなわち「愚かさ」を受け入れて生きていこうとする心が伝 わってきます。漱石も生涯、「謙虚に自己を培う」ことを続けた人ではないでしょうか。
クサボケは、13の県で絶滅危惧種に指定されています。