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フィールド日記

2016.08.14

8月の野鳥の調査  ムクドリの卵

 「日本野鳥の会」東富士・副代表の滝道雄先生と8月の不二聖心の野鳥の調査をしました。確認された鳥の種類数は14種類で決して多くはありませんでしたが、総個体数は7月の調査を上回りました。これは漂鳥が山から戻ってき始めていることを表しています。鳥たちは既に夏の終わりを察知しています。繁殖期が終わったウグイスの地鳴きが聞かれましたが、標高326メートル地点ではメジロの囀りを確認しました。囀りが聞かれるということは、まだ繁殖行動をしている可能性があるということです。驚いたのは東名カントリーとの境のところにムクドリの卵(水色の美しい卵でした)が落ちていたことです。周囲にムクドリの巣作りに適した環境はなく、なぜ卵が落ちていたかは謎です。

今日、確認されたのは以下の通りです。
1ヒヨドリ     11
2ハシブトガラス  4
3ヤマガラ     3
4メジロ      6
5ガビチョウ    5
6キジバト     4
7アオゲラ     2
8ホオジロ     3
9ウグイス     2
10コゲラ     1
11エナガ     1
12シジュウカラ  2
13ハクセキレイ  1
14スズメ     2

今日のことば
ずりずりずり根のついてくる雑草を引きぬくときの生きる手ごたえ    吉田久子