フィールド日記

2020.03.03

フキ

裏の駐車場付近でフキが咲いていました。春に葉よりも先に花芽が顔を出し、これをフキノトウと呼び食用にします。数年前までは駐車場や体育館周辺に群落を見かけましたが、最近は少なくなったように思います。


フキは雄株と雌株に分かれていますが、やや複雑です。雌株の花はほとんどが雌花ですが、雄株の花は両性花で雄しべと雌しべがあります。しかし、この両性花の雌しべに花粉がついても種子ができることはありません。写真は雄株の両性花ですが、花粉が見られません。野生のフキには3倍体と呼ばれる正常な花粉をつくらないものがあり、この個体は3倍体と思われます。