校長室から

2017年05月

2017.05.26

創立者の祝日行事(2017年5月26日)

毎年、5月25日のあたりの金曜日に、創立者マグダレナ・ソフィア・バラの祝日行事が行われます。今年は26日に行われ、チャプレンの牧山神父様によるごミサ、アーサー・ビナード氏による講演会が行われました。

子どもたちが帰宅後、創立者の精神を学ぶための教職員研修会が行われます。今回の講師は、聖心女子大学の安達まみ先生でした。その後、修道院のシスター方との懇談会が催され、皆で創立者に捧げる賛歌を歌い一日を終えました。

今年の祝日の御絵はかつてマザーニールスの書かれたもの、本年度の目標である創立者のお言葉 ”Bring Joy to Others” が書かれています。創立者の思いが、子供たちや私たちの教職員の中で豊かに実っていくよう願いながら作られました。

2017.05.16

心のみちを 神に任せて (2017年5月16日)

新年度を迎え、市内の小中学校にご挨拶に伺っています。須山を訪れた際、偶然、須山浅間神社の近くを通り、その清廉な空気に心が洗われました。
神社横には、道興准后が詠んだ歌の碑、

よそにみし ふしのしら雪 けふ分ぬ 心のみちを 神に任せて

富士山須山口が歴史上に登場するのは、1200年のことだそうです。
いつも「童話の世界に迷い込んだような」思いに駆られる須山と、新しく出会ったような気がしました。

2017.05.08

パリの祈り(2017年5月8日)

3月に生徒たちと共に出かけたフランスで、創立者聖マグダレナ・ソフィア・バラのご遺体が安置されている教会で祈りました。ここは、パリの聖心があった場所に近く、創立者が亡くなられた建物も残っています。帰国後、イースターの時に、教会などを案内してくださったシスターマリボンヌからメールが入りました。

「今回の出会いで、不二聖心がとても身近なものになりました。学院のパンフレット(英語版をお渡ししました)も、とても興味深いものでした。私は、毎朝、教会でミサに与る度に、不二聖心女子学院の子供たちのために祈っていますよ。」

今はサマータイムなので、フランスと日本との間の時差は7時間です。午後2時頃になるのでしょうか、金色のシャスの前で、ソフィア・バラに取りなしを願いつつ祈っていてくださる方があることに大きな支えを感じます。