校長室から

2020年07月

2020.07.17

Learning Never Stops―夏休みを迎えるにあたって

今日が、夏休み前、最後の登校日となりました。4月よりオンライン授業、5月以降の分散登校も、ハイブリッド授業(対面授業とオンライン授業を併用した)を実施してきたことにより、例年通りの時期に夏休みを迎えることができました。

オンライン学習の環境作りや、自家用車での送迎、除菌用品等のご寄付等、多方面からご協力くださっている保護者の方々の存在あってのことと感謝申し上げます。そして、修道院のシスター方の祈りや支え、何より神様の守りがあって、この日を無事に迎えることができました。

生徒たちには、このような状況を当然と思わず、世界の子供たちが直面する教育の現状を知り、考え、学びを深めていってほしいと伝えました。様々な制約の中にあっても、 ”Let Peace Begin With Me“(本年度の学院目標)を忘れずに生活してくれるものと期待しています。

https://en.unesco.org/covid19/educationresponse

2020.07.07

聖心の子供として

先週、中1の宗教の授業で、創立者マグダレナ・ソフィア・バラが仰られた「聖心の子供の使命」について考えました。その時、一つのロールモデルとして紹介したメアリー・ロビンソンに関する記事がVOGUE JAPANに掲載されました。今回の記事は、気候変動に関する彼女のメッセージをもとに書かれています。
https://www.vogue.co.jp/change/article/innovative-senior-mary-robinson

この方は、アイルランドの首都ダブリンにあるMount Anvilleの聖心の卒業生です。アイルランド初の女性大統領で、「史上最も成功した大統領」と呼ばれる彼女は、その後、国連人権高等弁務官等を経て、今も「世界の一員としての連帯感と使命感を持ってより良い社会を築くことに貢献する賢明な女性」(「教育理念」より)として世界に発信し続けています。

不二聖心の生徒達は、広大で美しい自然に囲まれたキャンパスから、多くの恵みを受けています。このような場で育った生徒としての使命を考えながら、パンデミックと環境問題との関連についても深めていってほしいと願っています。 

2020.07.01

2020年7月1日校長室より

 フランシスコ教皇は、2020年5月24日から来年2021年5月24日までを回勅「ラウダート・シ」をめぐる特別年とされ、同回勅の考察と共に、私たち人類の「共通の家」である地球と、最も弱い立場にある人々への保護を呼びかけられています。特別年のために作られた「地球と人類のための共通の祈り」には、コロナウイルスに関する次のような箇所があります。

世界規模のこのパンデミックの影響に立ち向かう中、
わたしたちが創造的な連帯を示せるようお助けください。
共通善の追求に向かって、
変化を受け入れる勇気をわたしたちにお与えください。
今まさに、わたしたちは、皆が相互につながり、
相互に依存していることを感じています。
地球と貧しい人々の叫びに、
わたしたちが耳を傾けることができるようにしてください。
この現在の苦しみが、
より兄弟愛に満ち、持続可能な世界を築くための
産みの苦しみでありますように。

7月初旬には、アジア・オセアニア地区の聖心の学校のバーチャル会議が予定されています。「変化を受け入れる勇気」をもって教皇様の呼びかけに応えていけますように。


VATICAN NEWSより