校長室から

2020.08.06

Generosity

 本年度、初めて、グループとしてお客様をお迎えした自然体験ツアーが無事に終了いたしました。直前まで、気候温暖な土地らしからぬ大雨が降り、思いもよらぬ影響が校内外に出ました。直前まで、それぞれの場で、担当であるなしにかかわらず、学院を愛する多くの教職員の手が入り、ようやく開催にこぎつけられました。修道院のシスター方も支えてくださいました。

 そのような準備のさなか、私はうっかりあるものを失くしてしまいました。最後に、アーカイブ室で見つかったのですが、そこに至るまでの間、多大なる時間と労力を先生方におかけしました。コロナ対応もあって、例年以上に忙しくしている夏だけに、大変、申し訳なく思いました。

創立者マグダレナ・ソフィアが大切にされていた態度にGenerosityというものがあります。日本語で「物惜しみしない心」と訳されることが多いですが、キリストのみこころの寛大さに倣うように、との意味が根底にはあると思います。時代は変わっても、学院の中に流れ続ける他者のために時間や労力を物惜しみなく使う精神を感じつつ、ポスト・コロナのただ中にあって、共に前に向かって進む力をいただいたように感じています。