校長室から

2020.08.24

夏休み明けのさわやかな朝に

 一か月以上の夏休みを経て、本日から、授業が再開されました。先週までと異なり、今朝は涼しさも感じられるようなさわやかさ、そんな中、笑顔で生徒たちが戻ってきました。

最初の2週間は、ハイブリッド授業から入り、学校・寄宿舎という集団生活における「新しい生活様式」を確認する期間を設けます。全員が一斉に登校する場合も、様々な事情でオンラインを選択せざるをえない生徒のためにオンライン配信を継続いたします。職員による指導と共に、年齢に応じたリーダーシップを育て、各人の自主的な対策行動を推進していくことが、今後、ますます求められていきます。

登校初日にあたり、感染対策に向けての意識を共有すると共に、文科省のホームページに掲載されている吉野彰氏(2019年ノーベル化学賞受賞)から、コロナ禍にある青少年に向けてのメッセージ動画を紹介しました。


まだ今回の出来事を総括する時期ではありませんが、一つ
確実に言えるのはまだまだ人類は無力な面をたくさん残し
ているということです。これは文系、理系を問わず人類が
解決しなければならない課題が山積していることを再認識
させられたということかと思います。これらの課題を実際
に解決していくのはこれからです。そして、その原動力に
なるのは若い皆さん方だと思います。学習、勉強、研究の
遅れなどで不安に思われているかも知れませんが、逆に天
から大きな使命を与えられたと捉えてください。それをモ
チベーションにして頑張っていただきたいと思います。力
強いモチベーションがあれば、どんな困難も乗り越えるこ
とができます。                   
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_00030.html


生徒たちが、未知なる未来に向かって夢を実現していくモチベーションを持ち続け、また社会に対する使命を自覚していくようでありますように。


創立者 聖ソフィア・バラへの祈りとともに