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フィールド日記

2011.05.17

ホホジロアシナガゾウムシ

平成23年5月17日 火曜日

象に姿が似ているところから「ゾウムシ」と名付けられた昆虫がいます。ゾウムシは、日本には1000種以上、
世界には約6万種いると言われますが、 不二聖心にもかなりの数の種類のゾウムシが生息しているものと
考えられます。そのうちの1種が下の写真のホホジロアシナガゾウムシで、「温情の灯」の碑の 近くで
見つけました。ホホジロアシナガゾウムシは、ハゼやヌルデの木の枝を折って産卵します。ということは、
「温情の灯」の碑の近くに、ハゼかヌルデの木 が生えているはずだと推測できるわけです。
生き物のつながりから、実際に目にしていないものの存在を推測することも、自然観察の面白さの一つです。