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フィールド日記

2012.03.25

ミツマタ オニシバリ ヒシベニボタル アクニオイタケ ソトカバナミシャク

  2012.03.25 Sunday

第一牧草地から第二牧草地へ向かう道の途中でミツマタの花が盛りを迎えています。芳香があたりに漂い春を迎えた喜びを感じさせてくれます。


 

 ミツマタと同じジンチョウゲ科のオニシバリの写真を林道で撮りました。こちらもとてもいい香りがします。繊維の強さと並んで芳香もまたジンチョウゲ科の植物の大きな特徴と言えるでしょう。


ヒシベニボタルを倒木の上に見つけました。ヒシベニボタルの近くにはアクニオイタケがたくさん生えていて、かなり腐朽の進んでいる木であることがわかります。ヒシベニボタルの幼虫の生態はまだよくわからないことが多いようですが、住処となる倒木の腐り具合も順調な生育のために不可欠な条件なのだと思います。


 
 

 3月13日に職員室の前で見つけた蛾の種名が判明しました。ソトカバナミシャク(Eupithecia signigera)でした。不二聖心初記録です。

 

             今日のことば

 『絵のある自伝』は、86歳になった安野光雅さんの生涯を綴った自伝です。素晴らしいのは、自慢話や手柄話が一つもないこと。周囲にいた温かい人や切ない人たちが愛情たっぷりに生き生きと童話のように描かれています。たとえば、小学校で隣の席だったつえ子さん。
よく笑うけれど、家庭が貧しいため、お弁当を持って来られない日は独り、運動場で過ごす。
そんなつえ子さんを安野少年は、おどけて笑わせます。このエピソードだけで、安野さんのやさしさが伝わってきます。                                

                                阿川佐和子