フィールド日記

2016.06.25

6月の野鳥の調査  キビタキ  ホオジロ

 日本野鳥の会の滝道雄先生と6月の不二聖心の野鳥の調査を行いました。今日、確認できた野鳥は以下の通りです。

 1キセキレイ   1
 2ツバメ     11
 3シジュウカラ  7
 4キビタキ    3
 5ヒヨドリ    24
 6メジロ     5
 7ホオジロ    4
 8ハシブトガラス 5
 9ガビチョウ   7
 10ウグイス   7
 11オオルリ   2
 12ホトトギス  1
 13ヤマガラ   6
 14カワラヒワ  2
 15スズメ    1
 16ハクセキレイ 1
 17コゲラ    1

キビタキはこの夏、最も美しい声で鳴いていました。残念ながら姿をカメラでとらえることはできませんでしたが、代わりにこの夏、裾野市で撮ったキビタキの写真を載せておきます。


高3の教室から見えるイロハモミジの大木に餌をくわえたホオジロのオスがとまっていました。こちらの気配を察して巣に餌を運ぶのを躊躇していましたが、近くに巣があることはほぼ間違いありません。


今日のことば

ほととぎす瑠璃の御堂の若楓若葉ゆるがせてひた啼きになく    川村多実二

2016.06.22

トウキョウウズクモの円網

 お茶畑で地面と水平に張られたクモの円網を見つけました。適度に存在するクモの巣は茶畑の害虫をとらえ、生態系をバランスよく保つことに貢献しています。


この円網を張っているのは体長約4ミリの小さなクモです。専門家の同定により、このクモはトウキョウウズグモ属の一種でヤマウズグモかエゾウズグモであることがわかりました。「ウズ」はもちろん円網の中心の渦模様に由来します。

さまざま生き物が生息する6月のお茶畑です。


今日のことば

仏性は白き桔梗にこそあらめ    夏目漱石

2016.06.17

ホタルブクロ

 ホタルブクロはキキョウ科の多年草です。本館の裏には毎年同じ場所で花を咲かせるホタルブクロがあります。昨日はまだ蕾でした。

今朝、開花を確認しました。


来年は何日に開花するか、今から楽しみです。

今日のことば

ながれにそひて 咲きいでし
ほたるぶくろを あはれめど
摘みがたかりき 岸遠く
流れを越えんすべをなみ
                  佐藤春夫「路傍の花」より

2016.06.14

ナガコガネグモ  ササグモ

 ナガコガネグモの幼体が巣を張っていました。コガネグモの仲間は巣の中心に隠れ帯(白い糸の装飾)を持つことで知られています。装飾の仕方は種類によって異なります。ナガコガネグモは幼体でも立派な隠れ帯を持っていました。


近くにはササグモがいました。ササグモは巣を張らず、俊敏さを生かして獲物をとらえます。杉林の害虫のスギタマハエを駆除するために林に大量のササグモが放たれたということがかつてありました。


今日のことば

生きることが、大切なのだと思う。生きるとは、毎日のすべての瞬間を、愛しつくしてゆくことである。  
須賀敦子


2016.06.11

小さな親切運動  モリアオガエルの高所の卵塊

 静岡銀行裾野支店の関係者の皆様が「小さな親切運動」の一環として「共生の森」の整備をしてくださいました。

「共生の森」の看板の古くなった支柱を竹製(竹は不二聖心産)の支柱に変えてくださいました。


シイタケの榾木を本伏せする支柱も竹で作ってくださいました。

これが今日収穫されたシイタケの一部です。季節外れのシイタケが収穫できることは、この環境がいかにシイタケ作りに適しているかを表しています。


今日は一つ大きな発見がありました。かつてない高所でのモリアオガエルの産卵を確認したのです。卵塊のある位置は地上から約8メートルほどの場所です。赤丸の中心に卵塊があります。




今日のことば

落ちて来たら
今度は
もっと高く
もっともっと高く
何度でも
打ち上げよう

美しい
願いごとのように

黒田三郎

2016.06.05

ゴミグモの巣

 「共生の森」でゴミグモの巣を見つけました。
ゴミグモは巣の中心に線状にゴミを集めることで知られています。



よく見ると、そのゴミの中心にゴミに擬態しているゴミグモを見つけることができます。


今日のことば

ルッペルツホーフェン博士は、このほかずいぶんおもしろい仕事をしている。それは、クモを使って森林を保護しようというもので、博士はこの方面の開拓者といっていい。(中略)森林学者に興味があるのは、どういう網をクモがかけるか、という点である。車輪状の網をかけるクモが、いちばん役に立つ。この種のクモがかける網のうちには、目のとても細かいのがあり、空中を飛ぶ虫という虫がひっかかってしまうからなのだ。  『沈黙の春』(レイチェル・カーソン)より

2016.06.03

幻のアジサイ シチダンカ

 今年も中学校校舎横の中庭でシチダンカが美しい花を咲かせています。シーボルトが『日本植物誌』に記載して以来、約130年、その存在が確認できなかったシチダンカが1959年に兵庫県の六甲小学校の荒木慶治先生によって発見されました。その後、挿木によって全国にこのアジサイは広まりました。不二聖心にもいずれかのルートで伝わり植えられたものと思われます。
不二聖心の裏門を出たところには、『日本植物誌』に含まれる珍しい植物としてケンポナシの大木があります。今年の7月には高1の総合学習で新たに生徒がケンポナシを植える予定もあります。他にもシーボルトゆかりの植物はあり、いずれシーボルトゆかりの植物ツアーができるようになるかもしれません。

今日のことば

詩と科学とは同じところから出発したばかりではなく、行きつく先も実は同じなのではなかろうか。      湯川秀樹

2016.06.01

火星の大接近

 5月31日が最も火星が接近する日でしたが、残念ながら雲に隠れて火星を見ることはできませんでした。今晩は約7500万キロに近づいた火星の姿をはっきり見ることができました。画像は牧草地から写した火星の写真です。

肉眼では赤みを帯びている様子が確認できたのですが、画像ではわずかに色がついているのがわかる程度です。



今日のことば
きみは人生に意義をもとめているが、人生の意義とは自分自身になることだ。  サン・テグジュペリ

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