フィールド日記

2019年09月

2019.09.29

9月の野鳥の調査

日本野鳥の会東富士副代表の滝道雄先生が9月の不二聖心の野鳥について調査をしてくださいました。調査の報告書が届きましたので、掲載いたします。
9月度の調査で確認された野鳥は下記の通りです。

1.ヒヨドリ     15羽
2.メジロ       7羽
3.キジバト      4羽
4.イカル      25羽
5.ツバメ       5羽
6.ヤマガラ      3羽
7.ハシブトガラス  15羽
8.ハシボソガラス     1羽
9.シジュウカラ   16羽
10.アオゲラ     2羽
11.キセキレイ     2羽
12.トビ        1羽
13.ウグイス     1羽
14.エナガ     4羽
15.コゲラ     2羽
16.イソヒヨドリ   1羽
17.セグロセキレイ   1羽
18.サンコウチョウ  1羽
19.ガビチョウ     1羽
20.ソウシチョウ    3羽

【特記事項】
1.第二オークヒル奥のヒノキ林でサンコウチョウの成鳥メスを確認しました。5月と6月の春の渡りでは毎年確認されていましたが、東南アジアに帰る秋の渡りを確認したのは初めてです。
2.駐車場東側のソメイヨシノの古木から22羽のイカルが次々と飛び出して来ました。その他に一羽だけで行動をするイカルを3カ所で確認しました。繁殖期を終えこれからは群れで行動する姿が見られます。
3.今までも不二聖心女子学院の敷地内でイソヒヨドリは確認されていたが、東名高速道路の橋が校舎に一番近い所でした。今日は本校舎の屋根で鳴くのを確認しました。来年の繁殖期には美しい囀りではあるが終日囀るので耳障りかもしれません。イソヒヨドリは漢字で磯鵯と書きます。本来は磯で生活をし、岩場に巣を作っていますが、工場が多くなりアングルや隙間が出来たので内陸部でも巣作りをする環境ができ生息範囲を広げたものと考えられます。イソヒヨドリはヒタキ科に属すので食性や行動はヒヨドリ科のヒヨドリとは異なります。

2019.09.27

オンブバッタ

ススキ野原でオンブバッタを見つけました。街中の植え込みなどでも見られる身近なバッタです。写真のようにメスの上にオスが乗っている姿が良く見られることからオンブバッタと呼ばれています。メスの体長はオスの体長の2倍近く大きいという特徴もあります。

2019.09.24

メドハギ

ススキ野原でメドハギが咲いています。秋の七草の1つ萩(はぎ)の仲間です。直立した茎に密に葉がつく草姿は、他の萩の仲間と印象が異なりますが、花はマメ科らしい蝶形花です。和名は奈良時代から平安時代に活躍した陰陽師が使用した占い用の棒である筮(めどき)に由来するそうです。

2019.09.20

コバネイナゴ

オークヒルでコバネイナゴを見つけました。名前の通り、翅が短いのが特徴のイナゴです。水田の害虫として知られていますが、水田以外の草地にも生息しています。また、イナゴの佃煮として食べられるのは主に本種だそうです。

2019.09.17

ミドリバエ

ススキ野原で、ミドリバエを見つけました。名前の通り、胸部が光沢のある黄緑色をしています。また腹部は先端にかけてメタリックブルーでとても美しいハエです。花の蜜を吸って生きているようで、写真の個体はヒヨドリバナの蜜を吸っていました。

2019.09.13

ツルマメ

ススキ野原の近くにツルマメが咲いていました。名前の通りマメ科のつる植物で、草原や林縁などに広く見られます。ダイズの原種と考えられており、本種が品種改良されて栽培種のダイズになったといわれています。

2019.09.10

ゲンノショウコ

 ススキ野原にゲンノショウコが咲いていました。市街地の空き地や山地の草原まで広く見られる野草です。古くから薬草として知られ、薬効がすぐに現れるという意味で現の証拠(げんのしょうこ)と呼ばれているそうです。

2019.09.06

オスグロトモエ

ススキ野原でオスグロトモエを見つけました。翅にある巴(ともえ)型の模様が特徴です。春型と夏型があり、この写真の個体のように夏型のオスが黒っぽいことに由来します。日中は草むらに隠れているようで、気付かずに近づくと、不意に飛び出してくることがあります。

2019.09.03

センニンソウ

ススキ野原でセンニンソウが咲いていました。日本に自生するクレマチスです。つる性で、地面を這うように生えており、近づくととても良い香りがしました。しかし、汁に触れるとかぶれることもあるといわれる有毒植物なので注意が必要です。