フィールド日記
2016.12.06
オリオン座
本館の塔の上にオリオン座の三ツ星が輝いていました。天上には白鳥座のデネブが強い光を放っていて、夏と冬の星空の競演ほ堪能しました。
今日のことば
もつとも高い芸術はすべてそのやうに、人の魂の底にしみて、霊を目覚めさせるものでなければならないだろう。
短い時間の美感に訴へるに終つてはならぬ。
川端康成
2016.12.05
ヒイラギ
ヒイラギが白い花を咲かせています。
2016.12.04
冬のシイタケ
シイタケが12月になっても発生し続けています。このシイタケの菌は裾野市で開発された「すその620」という新しい菌ですが、菌の成長が速いことが大きな特徴ですが、さらに加えて、発生時期の幅の広さについても特徴を持っているのかもしれません。
2016.12.03
八重のサザンカ
2016.12.02
今朝の不二聖心 クヌギの黄葉
今朝は美しい朝の光景が不二聖心のあちらこちらに広がっていました。
2016.12.01
カヤランの花芽
4月~5月頃が開花期とされるカヤランの花芽が既にこの時期に確認されました。
今日のことば
2016.11.27
不二聖心の野鳥の調査
11月26日に「日本野鳥の会」東富士副代表の滝道雄先生が不二聖心に生息する野鳥の調査をしてくださいました。その調査記録が届きましたので以下に掲載します。

ルリビタキ(ウィキペディアより)
2016.11.26
ハシブトガラスとハシボソガラス
本館の塔の上にカラスがとまっていました。このカラスはハシブトガラスとハシボソガラスの、いずれかの可能性があります。カメラが、カラスが飛ぶ瞬間をとらえましたので、形状をある程度確認することが可能ですが、種の識別は困難です。このような時に識別の手掛かりになるのは鳴き声です。ハシブトガラスは「カー、カー」と鳴き、ハシボソガラスは「ガ―、ガ―」と鳴きます。このカラスたちは「カー、カー」と濁らない声で鳴いていましたので、ハシブトガラスということになります。不二聖心に生息するカラスはほとんどがハシブトガラスです。その理由を考えることは、不二聖心の自然環境の特徴を考えることにつながります。
今日のことば
あなたがこの世の偉大なものとともに、ささやかなものにも歓びを見出すことをわたしは願っています。一輪の花、ひとふしの歌、あなたの手のひらにとまる蝶にも。 エレン・ラヴァイン
2016.11.25
雪の富士山 鹿の足跡
昨日は富士山麓の広い地域で初雪が降りました。不二聖心から見える富士山も山肌がすっかり白くなっていました。写真はグラウンドから見た富士山です。
グラウンドでは、たくさんの鹿の足跡も見ることができました。
今日のことば
夜には降り昼には晴れつつ富士が嶺の高嶺の深雪かがやけるかも 若山牧水
2016.11.23
マンリョウ
職員室の近くのツツジの植え込みの中に生えているマンリョウの実が赤く色づいています。植え込みの中に人がマンリョウを植えることは考えにくく、これは鳥が運んだものと思われます。不二聖心の植生を丁寧に見ていくと、鳥の糞の中の種から芽生えたと思われる植物をたくさん見つけることができます。
今日のことば
天地(あめつち)のいみじきながめに逢う時しわが持ついのちかなしかりけり 若山牧水