フィールド日記

2019年04月

2019.04.30

オオバウマノスズクサ

グラウンドの生垣にオオバウマノスズクサが咲いていました。

つる性の木本で、花は長い筒状で独特な形をしています。

花の中には小さなハエが数匹いました。長い筒状の花に入り込める小さいハエをおびき寄せ、花粉を運んでもらっているようです。

2019.04.26

オオジシバリ

校舎裏にオオジシバリが咲いています。和名の通り、茎は横に広がり地面を縛るように群生しています。近縁のイワニガナ(別名ジシバリ)とよく似ていますが、より大型で、葉がへら状になることが特徴です。

2019.04.23

キュウリグサ

校内の畑や植え込みにキュウリグサが咲いています。和名は、もむとキュウリのような匂いがすることが由来です。

2mmほどの淡青色の花の中央には、黄色い副花冠(ふくかかん)と呼ばれるつくりがみられます。また、伸びきっていない花序の先が丸まっていることも特徴です。

2019.04.19

サルトリイバラ

校内の林縁でサルトリイバラが咲いています。つる性で、茎はところどころにトゲがあり、ジグザグに伸びる特徴があります。和名は、猿捕り茨(サルトリイバラ)で、サルが絡まって捕らえられるという意味です。若芽は山菜として食用にされ、葉は餅を包むのに使われることもあります。

2019.04.16

スズメノヤリ

校内の芝地にスズメノヤリが咲いています。茎の先端の花の集まりが、大名行列で用いられた毛槍(けやり)に似ていることが和名の由来です。

1つの花で雌しべが成熟する時期と、雄しべが成熟する時期が分かれている雌雄異熟(しゆういじゅく)という特徴をもっています。下の写真の左は雌性期で、成熟した白い柱頭が見えます。右は雄性期で、柱頭はしおれて雄しべが成熟しています。自分の花粉で受粉してしまうことを避け、遺伝的な多様性を保つ工夫と考えられます。

2019.04.12

カキドオシ

キャンプ場の近くでカキドオシが咲いています。和名の垣通し(カキドオシ)は、垣根を越えて繁茂していく様子に由来しています。花は直立する茎につきますが、花後は横に伸びる匍匐枝(ほふくし)を出して広がっていきます。

花はシソ科らしい唇形花です。

2019.04.09

キランソウ

校内の道端や芝地でキランソウが咲いています。雑草として見過ごされやすいですが、よく見ると可愛らしい唇形花を多数つけています。


また、ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)という変わった別名をもっています。下の写真のように地面にへばり付くように生える様子や、薬草として利用され病気を治す(=地獄の釜の蓋が閉じる)ということが由来のようです。

2019.04.05

フデリンドウ

ススキ野原でフデリンドウが咲いています。青紫色のかわいらしい花ですが、小さく目立たないため、注意しないと見逃してしまいます。ススキ野原は不二農園の方々によって「茶草場」として管理され、毎年冬に草刈りが行われています。そのおかげでフデリンドウの生育に適した日当たりの良い草地が維持されています。

2019.04.02

スズキクサカゲロウ

ヒノキ林の林縁でスズキクサカゲロウを見つけました。幼虫も成虫もアブラムシなどを捕食しています。クサカゲロウの仲間は外見がとても似ているため見分けるのが難しいですが,頭部の斑紋によってある程度識別することができます。


下の写真は頭部を拡大したものです。複眼が虹色に輝いていて綺麗です。