フィールド日記

2011.10.31

ハタケシメジ

平成23年10月31日 月曜日

 ハタケシメジの株を見つけました。秋のキノコの中でもとりわけおいしいと言われるキノコで
鍋物に最適だそうです。ハタケシメジの周りにはトゲハネバエなどたくさんの虫が集まってきていました。
人間にとっておいしいものは、他の生き物にとっても同様のようです。

             今日のことば

イエスは、思い煩うことからは何も始まらないとさとしておられます。
自らの限界と内なる弱さとを受諾するようにと、わたしたちは招かれているのです。
                          ブラザー・ロジェ

2011.10.30

アキチョウジ

平成23年10月30日 日曜日

 アメリカの東海岸で雪が降り非常事態宣言が出たというニュースをテレビで見ました。
この時期に雪が降るのは、1869年に観測を始めて以来、初めてのことだそうです。
世界的な気候変動との関連の有無が気になります。

 森の中の暗がりにひっそりとアキチョウジの花が咲いているのを見つけました。
青色をした葯が印象的な花です。人が訪れることのない場所にこのような美しい花が咲き、
人知れず散っていくのは、何とも惜しい気がします。
県によっては絶滅危惧種に指定している希少種でもあります。

今日のことば

どんなに小さなものを愛してさえ、愛することさえ出来たら、私たちは孤独ではない。

                           谷川俊太郎

2011.10.30

コウヤボウキとクチナガガガンボ

平成23年10月29日 土曜日

 林道でコウヤボウキの花が咲いているのを見つけました。Elephantomyia属クチナガガガンボの1種と
思われるガガンボが蜜を吸いに来ていました。コウヤボウキという名は、高野山でこの植物を用いて箒を
作っていたことから付けられた名前だそうです。

              今日のことば

ほんとうに祈ることを望むならば、まず、聴くことを学ばねばなりません。
神は、沈黙のうちにある心に語られるからです。
                             マザー・テレサ

2011.10.28

ハリガネムシとカマキリ

平成23年10月28日 金曜日

 本館の玄関の前でカマキリとカマキリの体から出てきたハリガネムシを見つけました。
ハリガネムシは水中に卵を産み、その卵をカゲロウなどの水生昆虫の幼虫が食べます。
やがて羽化した水生昆虫は陸上でカマキリに食べられます。そこでハリガ ネムシは宿主を水生昆虫から
カマキリに変えます。カマキリに寄生することで自分が生きるための栄養分を得ますが、
子孫を残すためにはまた水辺に帰らなくて はいけません。ハリガネムシは水中で産卵するために、
カマキリを操って水に入らせ、そこでかまきりの体から脱出して水中でまた産卵すると言われています。
写真のかまきりは本館前で誰かに踏まれてしまったようで、最後まで操りきることができなかったようです。  

 

      今日のことば
何の為に生まれて 何をして生きるのか
答えられないなんて そんなのは嫌だ。
今を生きることで 熱いこころ燃える
だから君は行くんだ 微笑んで。
             やなせたかし

2011.10.28

蛾をとらえたハナグモ

平成23年10月27日 木曜日

 放射冷却の影響でこの秋一番の冷え込みとなりましたが、日が昇ってからは雲一つない秋晴れの一日と
なりました。
朝の冷え込みは生き物の活動を鈍らせていましたが、そのような中で、
蛾をとらえたハナグモの姿を撮影することができました。アザミの花の陰に潜んでいて、
蜜を吸いに来た蛾に襲いかかったものと思われます。

 

   今日のことば

求めないーー
すると
心が静かになる

求めないーー
すると
ほんものをさがしている自分に
気づく

        加島祥造

2011.10.25

富士山の笠雲

平成23年10月25日 火曜日

 今日もカネタタキの声が聞こえる秋らしい一日でした。
下の写真は笠雲のかかる富士山の写真です。笠雲は静止して見えますが、このような雲が富士山の上にある時には
富士山上空には強風が吹き荒れていると言われます。
そう言えば、今日は机上のプリントが舞ってしまうくらいの強めの風が一日吹いていました。

  

                今日のことば

人間の品位というものは、その時に置かれた社会的立場よりも、
自己のよって立つ内なるものをしっかり持っている人におのずから備わるものなのだろう。        
                                 神谷美恵子

2011.10.24

ツチイナゴ - クリスマスのバッタ -

平成23年10月24日 月曜日

 カネタタキの声を今日も確認することができました。夜にはアオマツムシも鳴いていましたし、
まだまだ鳴く虫の声を楽しむことができそうです。
下の写真は、カネタタキやアオマツムシと同じ直翅目のツチイナゴです。8月14日のフィールド日記で紹介した
幼虫がこのような立派な姿になりました。ク リスマスの頃まで生き続けます。
秋から冬にかけても活動を続けることから、枯れ草にまぎれやすいような色をしていますが、
今日はセイタカアワダチソウの黄 色と緑の中で一際目立つ姿をしていました。

 

今日のことば

すばらしいことが
あるもんだ
ノミが
ノミだったとは

ゾウでなかったとは

              まどみちお

2011.10.23

クヌギのドングリ

平成23年10月23日 日曜日

不二聖心ではかつて炭焼きのためにクヌギの木がたくさん植えられました。その木が秋になるとたくさんの
実(ドングリ)をつけます。今年は10月20日前後からクヌギのドングリが落ち始めました。
このドングリを上手に土に埋めれば、新しい苗木を育てることができます。
不二聖心にはたくさんの種類のドングリが見られますが、発芽率が最も良いのはクヌギのようです。

 


今日のことば

Endurance of inescapable sorrow is something which has to be learned alone.

                                                    Peal S. Buck

2011.10.22

クツワムシ - 日本一大型の鳴く虫 -

平成23年10月22日 土曜日

 昨日の夜、昼礼広場で褐色型のクツワムシのメスが採集されました。
職員室で何人かの先生と観察しましたが、キリギリス科の中でも特に大型のクツワムシの姿をしっかりと
観察することができました。鳴き声で姿を見つけ出せるオスと違い、メスにはなかなか出会うことができません。
その意味でも今回の昼礼 広場での採集は貴重な発見ということになります。

 

               今日のことば

わたしたちは、氷砂糖をほしいくらゐもたないでも、きれいにすきとほつた風をたべ、
桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。

                               宮澤賢治

2011.10.22

アシナガアリ - 日本一スマートなアリ -

平成23年10月21日 金曜日

 朝、職員室までの道を歩いていて、アシナガアリに出会いました。日本に生息するアリの中でも、
とりわけ体型のスマートなアリと言われています。
不二聖心には実にたくさんの種類のアリが生息しており、それを調べるだけでも不二聖心の環境の多様性が
わかってきます。ちなみにアシナガアリは、林内や林縁の環境を好むと言われています。



今日のことば

成功した人びとは、失敗した人びとがやりたがらないことをやる。

                     E・М・グレイ

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